「挫折」に始まる2012年そして2013年へ

こんにちは

神奈川大学合気道部3年の林です。

 

2012年も残すところあと数時間といったところでしょうか。

みなさんにとって2012年はどのような一年だったでしょうか?

または2011年のちょうど今頃、来年はどのような年にしたいとお考えだったでしょうか?

 

僕はと言いますと、ちょうど去年の今頃はバイトをしていました。

1231日まで2週間毎日休まず朝9時出勤・22時退勤・・・・・

「来年は・・・」とゆっくり考える時間などないに等しかったと記憶しています。

まぁおかげさまで、その月の給料は10万を超えたわけですが・・・・・

 

結局その職場は20122月、自分の意思で辞めさせて頂くことになりました。

ただひたすらにきつかったから、訳がわからなかったから、自分が何者かがわからなかったから。

「挫折」・・・そして、「挫折」から始まった2012年でした。

部活では今年から幹部です。しかも部員はたったの4人・・・・・・・・・

良いことなんて一つもない。残ったのはただのしわ寄せ。辞めていった後輩・同期・先輩がするはずだった苦労・責任でした。

「こんなことなら便乗して辞めてしまえばよかったなぁ。」

「他人本位なんてばかばかしい。もう好き勝手やっちゃおっかなぁ。」

そんな気持ちを腹の中では思いながら、勧誘活動から始まる新年度をスタートしました。

 

「合気道部・・・興味あります!」

そう言って11人の1年生が入部してくれました。

久々に部活らしくなってきて、「また頑張ってみようかな。」

そういう気持ちに彼らがさせてくれました。

 

今日まで1年間主務として、部活の先輩として1年生・2年生と接してきました。

その中で感じたことは、誰も彼もが自己中であるということ。特に1年生は「お客様気分」が抜けきらないということ。

ある人は頼まれた仕事がやっつけ仕事になってしまったり、ある人は言われてすぐにやらず自分の都合で作業したり・・・・・

 

そしてわかったことは、人は鏡であるということ・・・・・

去年までの僕はまさに当時の1年生のような「お客様気分」でいたということです。

だからこそつらいと感じ、訳が分からず、何者かわからなかったのだと思います。

「あの時は、こういうことだったのか・・・」「間違っていたのは自分だったのか」と今になってわかるようになりました。

 

確かに僕は「挫折」をしました。

でも「挫折」しきることはありませんでした。

もし、バイトも部活も辞めていたら、何も気づけないままの世間知らずになっていました。

 

 

 

そんな一年でした。

2013年も多くの気づきがある年にしていきたいと思います。

 

 

来年も神奈川大学合気道部をよろしくお願いいたします。